有名企業向けSNS4選を料金比較!無料プランもある?
社内のコミュニケーションを加速するツールとして、企業向けSNSがあります。
IT化が様々な産業で進んでいることを考えると、企業として企業向けSNSの導入を考えているというところも多いのではないでしょうか。そこで気になるのはやはりコストで、便利なものにはお金がかかるものです。
この記事では企業向けSNSの主要サービスの料金比較してみたいと思います。
1.主要な企業向けSNS4選の料金比較
企業向けSNS・ビジネスチャットツールはかなりたくさんあるので、ここでは主要なサービス4つに焦点をあてて料金比較したいと思います。
Chatwork
参照:Chatwork
世界200,000社以上で導入されているツールです。
あのサイバーエージェントなども採用していて、かなり有名な企業向けSNSなので名前は聞いたことがあるという方も多いはずです。
チャットワークには以下の4つの料金プラン(1ユーザーあたりの金額)があります。
フリー 0円(税別)/月
こちらは無料お試し的なプランです。5GBしか記憶容量がないので規模が大きい企業ではあくまでお試し程度の利用になりますが、1対1のビデオチャットや累計14グループチャットなどを試せます。
パーソナル 400円(税別)/月
10GBのストレージ、複数人ビデオ通話、広告非表示などの機能が追加されている個人プランです。
ビジネス 500円(税別)/月(年間契約なら約417円/月)
1ユーザーあたり10GBストレージをもらえます。ユーザー管理機能も付加されている企業向けプランです。
エンタープライズ 800円(税別)/月
管理機能を強化したプランです。社外ユーザー制限や専用URL、外部SNS制限、モバイル端末制限、SLAなどの管理機能が充実しています。
kintone
参照:kintone
10,000社以上に導入された企業向けSNSで、誰でも使えるシンプルさが人気になっています。社外メンバーともやり取り可能です。
kintoneでは以下の2つのコース(1ユーザーあたり)しかありません。
ライトコース 780円(税別)/月
ライトコースではユーザーあたり5GBのディスク容量を使えます。日中英3か国語対応というグローバルコミュニケーションができるだけでなく、データベース機能とコミュニケーション機能が備わった業務システム(「アプリ」)を200個まで導入可能です。
スタンダードコース 1,580円(税別)/月
こちらも日中英語に対応しています。ライトコースとの違いはアプリの数が1,000個までと多いこと、30日間無料お試しができること、外部サービスとのデータ連携やカスタマイズができることなどです。
slack
参照:slack
アメリカ初のslackは社内コミュニケーションを円滑にできるよう、会話感覚のやりとりや絵文字カスタムなどが魅力の企業向けSNSです。中小規模の企業やチームに向いていますが、クックパッドのような大手企業も導入しています。
slackで選択できるのは以下の3つのプランです。
フリー 0円(税別)/月
小規模チーム向けで、無期限で基本的なサービスが利用できます。ストレージは合計5GBまでです。
スタンダード 850円(税別)/月
ストレージはメンバーごとに10GB貰えます。検索可能メッセージ、便利ツールも無制限に使用可能です。
プラス 1,600円(税別)/月
ストレージが20GBまでに増量されたコースです。スタンダードプランの機能に加え、複数のアプリに一度のユーザー認証プロセスでログイン&ログアウトできる「シングルサインオン」機能が付加しています。
Workplace by Facebook
参照:Workplace by Facebook
Workplace by Facebookは名前の通りFacebookの提供するSNSです。Facebookは一般向けSNSとしても超有名なので、既存ユーザーには使いやすいでしょう。
Workplace by Facebookには2つのプランがあります。
スタンダード 0円
無料プランですが、ライブ動画ストリーミングや音声・ビデオ通話などのコミュニケーション機能、無制限で写真やファイルや動画を保存できます。
プレミアム 3US$/月
スタンダードプランよりも管理機能が充実したプランです。シングルサインオンやITチーム用モニタリングツール、管理者向けサポートなどがついています。
2.無料で使える企業向けSNSはどう?
企業向けSNS4つの料金比較をしてきました。
無料で使えるプランもありますが、有料プランと比べると利用できるストレージが限られているのが気になるところです。小規模あるいは個人利用なら良いとしても、企業の規模がある程度大きくなると支障が出るかもしれません。
対して、管理機能が充実しているのが有料プランです。シングルサインオンなど認証プロセスの簡略化のメリットはやはり大きいでしょう。以上のことから、まずは社内導入のためのお試しとしてなら無料プランもおすすめです。
もし、無料プランで効果が見られるようなら、順次有料プランへの切り替えもできますよ。
3.まとめ
企業向けSNSはコミュニケーション機能や管理機能、業務の見える化、部署間のやり取りなどに効果の期待できる便利なツールです。提供されているSNSは種類が多く、プランや付帯サービスもそれぞれなのも魅力的でしょう。
まずは、どのようなサービスを重視したいのかを明確にして、コスパを考えつつプランを検討してみてください。