企業向けSNSとは?メリットとデメリットをご紹介します!
現在、SNSは国内だけでも数千万人のユーザーがいます。最近はその会社版とも言える「企業向けSNS」も少しずつ流行ってきているほどです。
では、企業向けSNSにはどのようなメリット、デメリットがあるんでしょうか?
この記事では、企業向けSNSの導入を検討している場合に意識しておきたいメリット、デメリットをいくつか解説していきます。
1.企業向けSNSのメリット
まず、企業向けSNSを使うメリットについて見てみましょう。以下のような点があげられます。
リアルタイムな業務連絡が成り立つ
通常、企業向けSNSにはチャット機能があります。
これを使うとリアルタイムに会話形式でコミュニケーションが可能です。メールだとタイムラグが発生しますが、チャットでは1対1あるいは複数名とその場で話ができるので業務が円滑に進みます。
他者とのコミュニケーションが進みやすい
企業向けSNSでも一般向けSNSと同じように好きなタイムラインを作成可能です。
普段あまり交流がない部署とでも、同じツールでのやり取りができるのでコミュニケーションが活発になります。同じ部署の人間とのやり取りも重要ですが、違う部署間でのやり取りも業務上のアイデアのヒントになることがあるで便利なツールです。
スケジュール管理が楽
企業向けSNSにはスケジュール管理機能があります。
何をするにしても、人の目があると気持ちが引き締まるものです。スケジュール管理機能ではメンバー間でお互いの動きを認識しやすくなると同時に、誰がどこで今何をしているのかを知られているという良い緊張感が、業務への集中力を高めてくれます。
会議が減る
企業向けSNSはチャット機能によってある意味会議をしているかのような環境を作りだせます。
その為、全員で集まって会議することが減るでしょう。会議は重要ですが、頻繁に行われると「時間の無駄」と思えることもあります。その点、企業向けSNSなら時短、スピーディーな意志決定などが実現可能です。
セキュリティー対策になる
一般向けSNSを業務で使うという人は少なくないです。これが悪いというわけではありませんが、やはり機密情報保護の観点から言うと、ビジネス専用の企業向けSNSを使う方がセキュリティ面で安心感があります。
その場にいない相手や外部とのやり取りもできる
企業向けSNSはスマホやタブレットなどマルチデバイスに対応しています。
その為、営業部などで外に出払っている社員との連絡だけでなく、業務を外部発注している場合には委託相手とのやり取りもスムーズです。社外の人間とやり取りするのに、さすがにInstagramやLINEは使いにくいですよね。
2.企業向けSNSのデメリット
続いて企業向けSNSのデメリットですが、以下のような点があげられます。
ネット世代ではないあまり使用されない可能性がある
年配の社員に多いのですが、主に紙やFAXなどで業務をしている場合やネットやパソコンに不慣れな場合、SNSツールの操作に抵抗のある方もいます。仮に上司がそうだったとすると、導入してもイマイチ活用されない恐れもあるでしょう。
情報流出の恐れ
一般向けSNSほどではないにしても、電子媒体を使う以上は情報の流出や盗難、不正アクセスなどのリスクはあります。実際、「情報流出」は今やニュースでは珍しくないワードです。その為、企業向けSNSを使用するときにはセキュリティがしっかりしているものを選ばなければいけません。
解釈のずれ
直接会って話をする以上のコミュニケーションはないですよね。やはり表情や声色を聞くと相手の言動の意味がよく伝わります。その点、企業向けSNSは気軽に発信できるツールですが、文章でのやり取りの際にお互いの解釈がずれてしまう可能性があるので要注意です。
3.まとめ
企業向けSNSのメリットとデメリットについて見てきました。
メリットとデメリットを比較した場合、企業向けSNSを導入することは魅力の方が強いです。もちろん、デメリットはありますが社員全体である程度使い方を把握しておけばそれほど気になりません。
ぜひ、コミュニケーションの円滑化や残業や会議の減少などのために企業向けSNSを活用してみてください。